弦楽器の弓には、高級なものだとフェルナンブーコが使われていますが、材料価格の高騰などにより、手に入れづらくなりつつあります。
そこで開発されてきたのがカーボン弓です。劣化の恐れも限りなく少なく、おそらくアマチュアであれば一生使うことができます。
予備の弓としても重宝できます。本番用の弓が本番直前に先端チップがはずれて使えなくなってしまったのをあります。木製製品なので、湿度の多寡によっては影響を受けてしまいます。
カーボン弓はその意味では、環境の影響が限りなく少ないと言えます。
また、木製の一点ものとは違って、規格がきちんと定められているので、製品的にも安定しているのもカーボンの強みです。ちょっとやそっとのことで、大きなトラブルにはなりにくいです。
ヴァイオリン用
ヤマハ
天下のヤマハさんの製品なので、品質は申し分ありません。価格も妥当だと思います。
MELLOR
あまり弓にお金をかけられない、という方にはこの辺りのものもオススメです。
CodaBow
CodaBowは、米国のカーボン弓の代表的なメーカーの一つです。洗練されたグラファイトファイバー弓は、古くに作製された歴史的に優れた弓の注意深い研究と評価と、 カーボンファイバーという今日の先進的な材料とを結びつけて作られました。
こちらのサイトも参考になさってください
https://newworld1.ocnk.net/product-list/5
CodaBowにもいくつかランクがあります。
ヴィオラ用
ヤマハ
こちらも天下のヤマハ。まず一番に考えてもいいと思います。
MELLOR
かなり廉価ですので、初級の方向けです。
codabow
チェロ用
ヤマハ
まず検討してもいいと思うのが、ヤマハのカーボンです。
Le Carbone
かなり廉価ですね。まず予備を持ってみたい、カーボンを試してみたい人向けです。
MELLOR
こちらも廉価のものが多く手が出しやすいですね。とりあえず持っておいても損はないと思います。
CodaBow
まとめ
色々と書き連ねましたが、練習用としてはカーボン弓はかなりオススメです。
初心者中級者のうちは、壁にぶつけたりして弓を傷つけることは多々あります。
まずは、カーボンである程度フォームや演奏方法を身につけてから、木製弓を使う、というのも今後は当たり前の時代になっていくかもしれませんね。