楽器と弦の相性、奏者の好みは、千差万別です。自分にとってぴったりな弦を見つけるしかありません。

ピラストロやトマセティークをいくつか試して、これ!という弦が見つからなかった時は、ラーセンもお勧めです。非常によいメーカーだと思っています。

ちなみにラーセンはデンマークの会社のようです。

https://larsenstrings.com

ラーセン オリジナル

おそらく、昔からある、最初のラーセンのヴァイオリン弦だと思います。

おそらくバランスを取れた、ヴァイオリンらしい音色を奏でてくれる弦だと思います。

オーロラ

ラーセンからでた新作の弦です。シンセティックコアにも関わらず、かなりの低価格。

音色も良くて個人的にもおすすめです。

ただ、でたばかりなので、楽天でしか販売していないかもしれません。

ヴィルトゥオーソ

名前の通り、中級者から、上級者向けの弦です。音色はブリリアントですが、クリアすぎずバランスがとれた弦です。ただ、初心者でもきらびやかな音色が欲しい方はお薦めできる弦です。

ツィガーヌ

ヴィルトゥオーソとはすこし傾向が違う弦になります。音色に豊かさと、深みがあります。エヴァピラッツィのゴールドの方に似ていて、ただ、明るいだけではなく深みも持つ、そんな弦です。

イルカノーネ

音色は、独自の音色、ただ、リッチで豊かな響きがします。

張力もバランスを保っており、耐久性も長いとされています。走者にもよるかもしれませんが、長時間演奏にも疲れないのも特徴の一つです。

イルカノーネ ソリスト

リンク先は、少々、根が張るので、他のショップでも探してみてください。

音色は、イルカノーネのソリストバージョンです。よりブリリアントで、ただし、うるさい感じのキンキンさは抑えられています。これもバランスうまくとってつくられているように感じられました。

他のメーカーに比べるとマイナーなメーカーの方が、ピラストロ、トマセティークに追いつこうと企業努力もあるのかもしれません。これからにも期待したいメーカーですね。