日本のヴァイオリン市場では、トマスティーク、ピラストロがほとんどですが、それ以外メーカーもあります。
ワーシャル、ダダリオ、ラーセン、辺りは、知る人ぞ知る良いメーカーですね。
今回は、ダダリオについて紹介します。
ダダリオは、アメリカの、主にギター関係の弦で有名です。
https://kcmusic.jp/daddario/bowed.html#a
AMO(アモ)
ウェブの評価によると、いわゆるブリリアント系とは少し毛色が違い、深みのある音のようです。
好みは多少分かれるところかもしれません。
VIVO(ヴィヴォ)
典型的なブリリアントではっきりとした音色の弦です。ピラストロのエヴァピラッツィに似ていると思います。
まだ、貼ったことはないのですが、いずれ試してみようと思っている弦の一つです。
Pro Arte(プロアルテ)
ナイロン芯線の採用により温かみのある音が特徴で、弦が馴染むのが早く中級者~アマチュア・プレイヤーにお勧めのバイオリン弦です。
Ascente(アセンテ)
比較的安価な部類ですが、シンセティックコアでお勧めです。比較的中庸な音色のようです。ドミナントに近いかもしれません。
Zyex(ザイエックス)
Ascenteよりは、少々値段も高くなりますが、バランスの取れたよ移弦です。ややブリリアントでクリアな音色より、ただし、エヴァピラッツィほどでないです。お勧めです。
ヘリコア
Zyexよりももう少しクリア、ブリリアントよりの弦です。これもいい弦です。
余談ですが、E線の巻線というものがあります。
Kaplan Non-whistling E線 wound KS311W
なにしろ、1番の特徴は、E線開放やその他の音でホイッスリング、音の裏返りが、全くないことです。
ピラストロでNo.1という弦が同じく巻線ですが、こちらもお勧めです。
NO.1
個人的な好みとしては、ダダリオの方ですね。
prelude(プレリュード)
ソリッドスチールの単線を採用し、耐久性、安定したピッチが特徴のバイオリン弦です。
独自の製法により、通常のソリッドスチール芯線に比べ滑らかな弾き心地と温かみのある音が特徴で、ビギナーにもお勧めの弦となっています。
ただし、あくまでもスチール弦なので、ナイロンやガットと比較してしまうと、音色は期待できませんが、耐久度はあると思います。長く使いたい、音色にこだわらず、割り切って、練習用と思えば、こちらもお勧めです。