楽器を始める方へのこころ構えを書かせて頂きます。

 

1.すぐに上達はしない

 

最初は、すぐには上達しません。

弦楽器は、正しい構え方を習得することから始まります。

その後、右手での弓の持ち方、左手の形作り、と続きます。

管楽器も、音の出し方、アンブシュアの作り方、音色の作り方などすべきことが多くあります。

 

「大変だ・・・」

「しんどい・・・」

 

どんな楽器も大変で、しんどいです。

しかし、そこからが大切なのです。

粘り強く、コツコツと積み重ねることです。

 

仕事でも同じかもしれません。

最初は、やり方を学ぶ、知識を身につける、業務の習得に時間と労力を費やす。

つらい日々が続きますが、それでも続けるしかない。

精神的に追い詰められることもあります。

 

どこかで、気分転換や、息抜きをしなくてはなりません。

仕事であれば、離席をする。楽器であれば、少し、数日間隔を空けることも大切です。

 

2.人と比べない

 

これも、一番目と関わる部分ですが、上には上がいます。

きりがありませんので、比べるのはやめましょう。

自分にできることを日々積み重ねていくことです。

迷いなく、こういう風に吹いてみたい。

オーケストラで演奏する、ソロで演奏する、室内楽で演奏する。

あの曲のゆっくりな楽章を演奏してみたい。

 

憧れを持って、日々、練習していくことです。

あまり、大きな欲を持たない方がよいかもしれません。

そして、絶対、ひとと比較してはいけません。

体格、習った年数、楽器にかけられるお金。

比較して、嫉妬したら楽器はうまくなりません。

 

3.目標を定める

 

闇雲にうまくなりたいと思ってもなれません。

まず、目先のことをコツコツとやっていきましょう。

 

全部の楽器に共通するのは

 

「音階」

「アルペジオ」

「ロングトーン」

 

それぞれの意味は、後日紹介していきます。

 

4.知識を身につける

 

一冊楽典を用意しましょう。

通勤途中でも、読むことで学べそうな簡単で薄い書籍がよいです。

 

 

 

楽典が学べる書籍を、時間をかけて読んでみてください。

楽譜を読めるようになる。演奏をよりよくするためにも、知識は必要です。

最初は大変かもしれません。

コツコツを忘れず、焦らず、ゆっくり歩くように(Andante)、習得していきましょう。

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