弦楽器の中で初心者が始めやすい楽器としてあげられるのが、ヴィオラです。
ヴィオラを始める点でのメリットデメリットを記します。
メリット
まず、ヴァイオリンと比較して、弓が扱いやすいです。
説明するのが難しいのですが、技術的にヴァイオリンの方が弓が軽いため、繊細なコントロールが必要とされます。
ヴィオラの方が、弓が重いため、安定します。
指の幅もヴァイオリンに比較すると広い。ヴァイオリンほどシビアな幅が求められることはない、という言い方もできます。簡単に言うと、音程がとりやすい、です。
もう一つ、ヴァイオリンと比較して、共鳴胴が大きいため、弾いた時の響きが作りやすいです。
デメリット
逆に、ヴィオラの難しい点の一つとして楽譜が
「ハ音記号」
であることが挙げられます。
学校の音楽の授業でも学びませんね。オーケストラの楽器は、ほぼ全ての楽器で、ト音記号、ヘ音記号が大多数。
数少ないハ音記号の代表が、このヴィオラです。おそらく殆どの方が、ゼロから読み方を身につけなくてはなりません。
しかし、それ以外のメリットを考えると、比較的乗り越えやすいデメリットだと考えます。
是非チャレンジしてみましょう。