このやりかたで正しいのだろうか?
この方法でうまくなれるのだろうか?
より効果的な練習方法はないのだろうか?
どんな楽器でもそうですが、一人で黙々と練習していると、こんな風に感じることがあります。
初級者から中級の方々は、先生につきながらも色々と疑問が浮かんでくると思います。先生も万能ではありません。すべての生徒を完璧に答えるのは難しいです。
かけられる時間にも限りがあります(先生も人の子ですから、生徒との性格的な相性もあります。子どもに教えるのが得意、大人が得意など)。
右手のこと、左手のこと、ありとあらゆることが書かれています。 一般的な教本や練習曲と違うのは、譜例のみではなく、言葉や写真による説明が多いことです。 非常にわかりやすいです。
目次
Part.A 右手右腕
Part.B 音をつくる
Part.C 主要なボーイング
Part.D 左手
Part.E シフト(ポジション移動)
Part.F 音程
Part.G ヴィブラート
最初は、Part.A.B。
右手右腕はとても大事です。
その後、Part.Dで左手などへ進んでみます。Part.Cは少し難しめの内容です。デタシェ、マルテレは取り組んでもよいと思います。
それ以外、初心者は一旦スルーしておきましょう。
その後、Part.F音程の項目に移ってもいいと思います。あるいは、ヴィブラート。
一度に全てできるようにならなくても、毎日、1,2項目、得意そうなものからやっていくといいと思います(苦手な物から始めると嫌になります!(笑)モチベーションを保つことも大事ですから簡単そうに見えるものから取り組んでみましょう)。
少しずつやっていけば、一年後には相当上達していると思います。
私自身も長年悩みだった、左手、右手の問題の解決に向けて、前進しました。もっと早く出会いたかった本ですね・・・。
是非、ヴァイオリン奏者全員に普及したい一冊です。(Amazonでは時々新品在庫切れのためか、定価より高くなっていることがあります。しばらく待ちましょう。あるいは他のサイトで観てみるのもよいと思います。定価は5000円+税です。楽天では定価で買えるようです)
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