ボーイングが安定して、ファーストポジションを、ある程度マスターしてきたら、少しずつ教本を検討していきましょう。
ヴァイオリン音階教本
基本的な音階から、難易度の高い音階まで載っています。
全調性、長調短調が掲載されているので難しいものもあります。
ですから、すぐに最初から最後まで練習するのではなく、まずは、♯♭が少ないモノから、ポジションが低いモノから、徐々に攻略していきましょう。
できなくても、落ち込む必要は全くありません。かくいう私もできないものはできません(笑)
一緒に頑張ってやっていきましょう。
セブシック op1-1
これも、有名な教本です。比較的やさしい楽譜に見えますが、バリエーション(同じ音型を違う弓順やアーティキュレーションで弾くこと)を含めると、膨大な内容を含むエチュードになります。
レッスンを受けるときに、基礎を習いたい場合には、この本を持って行くだけでかなりのレベルまで教えてもらえると思います。
ピアノで言えば、ハノンのような存在です。どんなレベルでも役立つ基礎教本です。
カイザー: 初歩的で発展的な練習曲 Op.20
最初の二つが基礎練だとすると、カイザーは応用編です。
基礎練習は大切ですが、そればかりでは、飽きてしまいます。。。
カイザーは、実際の演奏曲のようにつくられています。
曲を練習しつつ、かつ基礎練にもなるので、飽きずに続けられます。
分冊の第一巻でも販売しているようです。
カイザー ヴァイオリン練習曲(1) (ISEシリーズ)
音源もあるようです。音程や、音楽のイメージをつくりづらいと感じたら、CDを聴いてみたり一緒に練習してみるのもオススメです。
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