オーケストラのクラリネットは、二種類必要です。

吹奏楽などで用いられるB管が一般的ですが、A管もあります。

楽譜も当然、inB inAと二種類あります(厳密にはもっとあります)。

 

簡単に言うと、楽譜が上記二種類あるのに合わせて、演奏する必要があります。

もう少し細かく言えば音色や操作性、作曲家の好みなどの点により指定されます。

 

そのため、オーケストラで演奏したい人は、二種類必要になるのです。

 

同じメーカーでそろえた楽器を使う人もいれば、、違うメーカーを使う人もいます。

二種類の大まかな違いとしては、

 

B管 ⇔ A管

明るいきらびやか ⇔ 暖かい落ち着いた音色

♭系の音楽で使われる ⇔ #系の音楽で使われる

 

このような点があります。

モーツァルトのクラリネット協奏曲は、A管ですね。

 

ちなみに時々inCの楽譜も出てきます。。。友人はB管で読み替えをしていました。

オーケストラならではですね。。。

 

全く初めてクラリネットをやる方は、B管から始めることが基本になると思います。

 

imslpにいけば、移調している楽譜もあると思いますので、試しに探してみて、ダメだったら、楽譜ソフトをインストールして打ち込み、移調するよりほかないかもしれません。頑張りましょう・・・。(ちなみにホルンの読み替えは、実際に演奏してきた記憶だけでも、inF E Es D C H B A G 全てあります)

 

このあたりのページにも詳しいことが書かれていますね。

 

第2回「どうしてクラリネットはA管やB管などの移調楽器になった?」

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